おすすめ度★☆☆☆☆

2021年02月10日(水)

ここ最近は、徒歩でサーフィン行っています。
自宅を出て緩い坂を少し上がると「旧徒歩アクセスの岩場」に突き当たります。
右に海へと続く小道は、どこか懐かしい昔ながらの細道です。
少し下ると目の前はもう太平洋。

ビーチと呼べないこの辺りの海底は砂ではなく大きな丸い石ころです。
海底で重い石同士がぶつかり合い、ゴロゴロという音が鳴っています。
台風の時には家までこの轟が響いてくる程の重低音です。

海に出て大磯漁港側に向かって15メートルくらい歩いた場所がポイントです。
「町屋ポイント」「徒歩アクセスの岩場」などの名称があるものの、サーフポイントではありません。
いつ行ってもサーファーは0人です。

かつてこのポイントの目の前に住んでいたtuskの今須さんはこう言いました。

「危険で難しい波だけど、贅沢いわなければここは毎日出来る」

また、あっくんに聞いた話しだと、あのジェリーロペスが来日した時に、
西湘バイパスから台風の時のここの波を見て「ジャパニーズ・パイプライン」と言ったそうです。

見た目はなんか乗れそうでも、実際入ると、全然乗れません。
その最大の理由は、そのパワーと掘れ方にあります。

アウトに1枚の大きな岩盤があり、ウネリがヒットするとボコッと掘れて波が割れます。
ウネリの向きでレフトもライトもありますが、潮が引いている時のライトが最も危険です。

潮位が30cmを切ると、海面には沢山の海藻を蓄えた岩がニョキニョキと顔を出し始めます。
ライトのベストサイズは潮位が80cm前後の時の南西ウネリのモモ〜コシです。
タイミングが合えばですが、思い切って深いボトムターンも出来ます。

反対に、東ウネリの時はレフトオンリーです。
距離は乗れないのですがオープンフェースな波で危険度は低めです。
こちらはテイクオフポジションが少しでもズレると全く乗れません。
カレントも強いので、ずっとパドルでキープしなくてはならないです。


大磯に引っ越して、家からすぐの場所で偶然発見した無人ポイント。

この波の虜になり、骨折1回、切り傷・打身、犠牲になったフィン・ボードは数えきれないですが、7年経ってもいまだに攻略できていません。
いつの日か乗りこなせるようになりたいです。

おすすめ度★☆☆☆☆

初代店主プロフィール

ぴぃちゃんちの初代店主GENの過去のブログです。今現在はLINEなどのアプリ開発のお仕事をしています。御用命はこちらまで!genfukuhara@gmail.com


最新1週間の記事

    年月別記事