ペーパータグ

ぴぃを迎えに明石町。
時間は19時を廻っているにもかかわらずこの明るさ。

そうか、昨日は夏至だったんだ。

そこまでクッキリと、あからさまではないが、薄らとサンセット。
梅雨が明けると、この夕焼けも空が燃えるように綺麗に彩るようになる。

本来であれば、もうすぐ七夕まつりが始まるという時期。

平塚の街中エリアではその準備が進みお祭りムード一色に染まる頃。
でも、去年に続いて、今年もない。

来年は再開するのだろうか？

それとも？

そんなこと思いながら、大きな笹の葉を見上げる。
願い事を書いた短冊がまだ数枚。

人の書いたお願いを覗き見する趣味はないから内容には目もくれず全体を眺める。

古き良き時代の日本の原風景が次々と消えていくのは寂しい。

新しいものが必ずしも素敵だとは限らない。