あかがいせん

先日、ゆうさんと東京にあるショールームに打ち合わせに行ってきました。

中国系の会社で、当然社員も中国人です。
みんな流暢な日本語で驚きます。

日本語って本当にむずいと思います。

中でも漢字の読み方はずば抜けて複雑です。

同じ文字なのに読み方が違うなんてザラです。

打ち合わせ中、ほぼパーフェクトな会話の中で、たった1つだけ。

「赤外線センサー」という単語を「アカガイセン」って発音するたびに
ぼくの頭の中には、回転寿司のレーンで誰にもピックアップされずに
永遠に回り続けている、カピカピに干からびた「赤貝」が廻り続けるのです。

そんな具合で、漢字テスト99点だった先方の担当者に対し、
こちらのミスターパーフェクトは、相変わらずの交渉術とコミュニケーション能力で100点連発。

ぼくはというと、アカガイセンのおかげで打ち合わせに集中できず、赤点で落第しちゃいそうでした。

あ、赤点は、セキテンじゃなくて、「アカテン」って読みます。