くぅは14年の人生のうち7年、ちょうど半分ずつを、
江ノ島と大磯で分け合ったことになる。
江ノ島時代、一人っ子期間は、漁港が毎日のお散歩コースだった。
ダックス特有の長い身体が、すっぽり納まるか納まらないかの大きさ。
ママチャリの前に付属しているカゴが少し手狭に感じる。
器用に位置決めをして座ると、前足をカゴに掛け、
片足をペダルに乗せ、漕ぎ出すのを待ち構えている僕の方を振り向く。
それが出発の合図だった。
2019-06-10
誰もいない漁港の裏がくぅのお気に入りポイント。
稀に、誰かいると自転車から降りないし、すぐに帰りたがる。
誰かさんとよく似ている
ぼくは、騒がしいのが苦手なので断然、大磯暮らしの方が合っている。
たぶん、くぅもそうだったと思う。
江ノ島も大磯も観光地であることに変わりはない。
それでも、週末の江ノ島の混雑っぷりは大磯とは比べ物にならない。
それは、陸だけの話じゃなく、海もである。
日本一混雑するポイントといわれる鵠沼海岸。
毎日波が立つ鵠沼にはサーファーの姿が絶えることなく、
密集した中で、練習出来る波を見つけるのは至難の業。
面倒臭いことやトラブルを避け続けてきた結果、
混雑の中で空いている場所を探すのが上手くなった。
鵠沼程サーファーの人数は多くないけれど、
大磯、平塚で入っている現在も
くぅの習性にならって、なるべく人のいない場所を選んでいます。
ぴぃちゃんちの初代店主GENの過去のブログです。今現在はLINEなどのアプリ開発のお仕事をしています。御用命はこちらまで!genfukuhara@gmail.com