14年前。千葉は千倉ポイント。
くぅちゃんとの想い出のツーショット。
どんな波だったかとか覚えてないけど、
はじめて一緒にサーフトリップに来れたことが嬉しかった。
背中越しの視線を感じながらパドルアウトして、ラインナップに辿り着く。
岸を振り返ると、可愛い四つ足の我が子が、さらに小さく見える。
とても幸せな瞬間だった。
あの頃の僕は、こんな日が来ること、知らない振りをしていた。
分かっていたからこそ、目を背けて考えないようにしていた。
でも、実際にその日が来ないと、この苦しさは分からない。
想像以上の大きな穴を、なかなか埋められずにもがいている。
それは、僕だけじゃない。
残された家族全員が、それぞれに個別につくった、くぅとの想い出。
その想い出に、ふと対峙した瞬間に表情が変わるのを何度も見てきた。
想い出は、時には意地悪だ。
みんなの悲しみが手に取るように伝わってしまう。
2019-09-23
いっそのこと、記憶を失ってしまった方が楽なのかもしれないとさえ思う。
こんな雨の日には、普段のプラス思考が鳴りを潜めてしまう。
ツクツクボウシも姿を消し、赤とんぼが空を埋め尽くす。
49年間で2回目の辛い夏が終わった。
ぴぃちゃんちの初代店主GENの過去のブログです。今現在はLINEなどのアプリ開発のお仕事をしています。御用命はこちらまで!genfukuhara@gmail.com