中河原姉妹

2021年01月07日(木)

ぴぃには10歳以上年の離れた姉がいる。
両親は共働きの環境下で、ぴぃはお姉ちゃんに育てられたと言っても過言ではない。
とてもかわいがってもらっていたようで、ぴぃがお姉ちゃんのことを大好きな気持ちは話していてすごく伝わってくる。

ぴぃにとっては、親代わりのお姉ちゃん。
大好きだったお姉ちゃんと府中市の実家で一緒に暮らせたのはわずかな期間だった。
なぜなら、少しばかりやんちゃだったお姉ちゃんは、10代で駆け落ちし、出産。家を出て長野県に。
今現在も長野県に住んでいる。

ぴぃは社会人になってから数回会いに行っているそうだが、
まだ僕とは知り合っていない頃の話しだから、30年近く前のことだ。

つまりは、30年近くは面と向かって会っていない計算になる。
途中音信不通になったのには原因がある。
ここで公にする内容ではないので伏せておくが、
2年前の出来事を境に再び連絡を取り合うようになった。

お姉ちゃんとLINEでやり取りをするぴぃの顔はいつ見ても嬉しそうだ。
見てるこちらまで幸せな気分になる。

2人の姉妹の絆をたぐり寄せたのは、ワンコ達だった。
犬種こそ違えど、お互いに複数頭の小型犬と暮らしている。
いや、正確には「暮らしていた」だ。

膵炎、腎不全。

昨年天国へ旅立った「くぅ」と、奇しくも同じ病気で命を落とす。
お姉ちゃんの「ミルク」と「ココア」は血のつながった兄弟のトイプードル。
兄弟揃って同じ病気を患ったことを考えると、やはり先天性の疾患の可能性が高い。


「もう、わたしには、もん、ちな、しかいないから...」

こう言って送ってくれたのが自作のシールプリントだった。
もったいなくて、かわいくて、使えないよ、お姉ちゃん。

何気なく眺めていると、17枚のカットの中に全く同じ絵柄があった。
5番目と9番目のくぅちゃん。
ぴぃが、枕元の写真立てに選んだお気に入りの写真と同じだ。

離れていて会えなくても、血のつながった姉妹だ。
コロナが収束した頃には、2人を再会させてあげたいな。

そうだ、長野へいこう。

中河原姉妹

店主プロフィール

自閉症スペクトラムのフレンチトースト屋さんGENです。1970年10月21日生(日座中殺)。大磯吉田邸の岩場で1人マイペースにサーフィン。同じ障害で悩んでいる方に温かい波が伝わるように楽しく笑顔で生きています。夢はワンコの保護施設を創ること。

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