光の射す方へ

2021年01月12日(火)

1年前、当り前だけどくぅがいた。
くぅは暇さえあれば、ちなの目と耳を舐めていた。


もんはくぅの代わりはしない。
ちなはさみしいだろう。

夕方には西の方角から陽が入るリビング。
冬特有の低い軌道を描く太陽の軌跡のせいだ。

光を求めて歩き出し横たわる。
暖かいのだろう。

静かに目を瞑る恍惚の表情は、
くぅに舐めてもらっていた時と同じ顔だ。

ちな、パパにはくぅを呼び戻すことは出来ないんだよ。
ちなのためなら何だってトライしたいと思ってるよ。
でもね、それだけは無理なんだ。

ごめんね。

光の射す方へ

初代店主プロフィール

ぴぃちゃんちの初代店主GENの過去のブログです。今現在はLINEなどのアプリ開発のお仕事をしています。御用命はこちらまで!genfukuhara@gmail.com


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