14年と48日、ありがとう。

2020年07月30日(木)

ぴぃ「げん、おぼえてる?」
ぼく「なに」
ぴぃ「14年前、くぅが家族になった日、私が言っていたこと」
ぼく「なんて言ったの」
ぴぃ「この子は、ウチ達が50歳になる年に気をつけなきゃいけないんだよって言ったの」


昨日行きつけの「りょう動物病院」が休診日でした。
とても1日待てる状態ではなかったので
近所にある「こゆるぎ動物病院」が開いていたので電話してから伺いました。
https://co-beach-vet-hosp.com/

午前の診療で、
膵炎による高熱と痛みと吐き気を抑える点滴を打って
一旦お家に帰るということになりました。

容態が急変したのは夕方16時すぎ。
高熱による痙攣で意識がハッキリしない。

再度病院へ。
すぐに診てもらいました。
待合室に居ると、看護師さんが血相を変えて飛び出してきました。

「中へお入り下さい!」

診察室の奥にある緊急治療室には、既に呼吸停止し、意識のないくぅ。
心臓は自力で動き、脈はしっかりとあります。
くぅ、生きています。

ぴぃをくぅに会わせるため、一度その場を離れ、桝屋に向かい、
なおちゃんに事情を説明し早退させて頂き、すぐさま病院へ戻りました。

ぴぃ「大丈夫。くぅは待っててくれる」
必死に涙を抑え、気丈な態度を見せるぴぃを直視出来ません。

飛び込むように病室に入るぴぃが、スローモーションのように見えます。
診察台に駆け寄る、ぴぃ。
くぅに一生懸命呼びかけるぴぃの姿が涙でにじんで、まるで磨りガラス越しに見ているよう。
くぅ、待っていたかのように心臓が止まりました。

その瞬間、くぅのタマシイが僕達のカラダの中へ入り
これから先、永遠にずっと、何処にでも一緒に行けるようになりました。

もう痛くないし苦しくないよ、くぅちゃん。

14年と48日、ありがとう。

初代店主プロフィール

ぴぃちゃんちの初代店主GENの過去のブログです。今現在はLINEなどのアプリ開発のお仕事をしています。御用命はこちらまで!genfukuhara@gmail.com


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